「クラウド」超入門

近頃、インターネットやパソコン関連の情報の中に、「クラウド」という言葉を見かけることが多くなってきていますよね。

パソコン教室のレッスンにお越しになる生徒さんからも、「クラウドって何ですか?」「私に関係ありますか?」などのご質問をいただくことが時々あります。

そこで、今日はこの「クラウド」について、パソコン初心者やご高齢の皆さんにもおわかりいただけるように解説してみます。

現代の私たちは、データや情報を収納できる入れ物をたくさん持っています。
パソコンや携帯電話・スマートフォンはもちろん、USBメモリ、CDやDVD、ゲーム機や音楽プレイヤー、デジカメの中にもたくさんの情報が詰まっています。

たくさんのデータを小さなスペースに収納できるのは良いですが、一方で、
「あの写真はどこに入ってるんだっけ?」
「携帯で撮った写真をパソコンからメールで送りたい」
「大事な書類の入ったUSBメモリを無くしてしまった」
「突然パソコンが起動しなくなって、メールもブックマークも全部消えてしまった」
などのお悩みやトラブルも増えてきます。

  1. どこに何を保存したのかわからなくなる
  2. 端末間のデータ移動が面倒くさい
  3. データの消失・紛失

この3つが、複数の情報端末を持つ人たちに共通するお悩みではないでしょうか。

実は、この3つのお悩みを解決してくれるのが「クラウド」なのです。

まずは、下の概念図を眺めてみてください。

クラウド概念図

「クラウド」とは簡単に言うと、インターネットの中にある、自分専用のデータ保管スペースです。
家のパソコンで読んだメールやテレビの録画データ、携帯で撮った写真、会社のパソコンでで作った書類など、あらゆるデータを「クラウド」に送っておけば、すべてのデータは、どの端末からでも見たり、編集したりすることができます。

例えば、会社で作りかけた資料をクラウドに送って退社し、帰りの電車の中で携帯からアクセスしてチェックし、帰宅したら家のパソコンで続きを作る、といったこともできます。

「クラウド」の一部をパスワード付で、自分が招待した人だけに公開することもできるので、旅行の時の写真を、何人もの人にいちいち添付してメールしなくても、写真を登録したクラウドのアドレスとパスワードだけをみんなに伝えれば、自由に見てもらう、といった使い方もできます。

また、大切な書類やデータをクラウドに保管しておけば、急にパソコンが壊れたり、携帯を落としてしまったりした時も、慌てずに済みますし、パソコンを買い替えた時のデータ移動もスムーズにできます。

「大事なデータをインターネットに送ったりして安全なの?」と思う人もいるかもしれませんが、多くのクラウドサービスはセキュリティやバックアップ体制がしっかりしていますので、盗まれたり落としたりする可能性がある自宅のパソコンや携帯電話よりも、考えようによっては安全だと言えます。

有料のサービスももちろんありますが、個人向けの無料のクラウドサービスもたくさんあります。
お金を払うことで保存できるデータの容量が増えたり、データ保存機能以外のクラウドサービス(詳細は次回以降)が利用できる、などのメリットがありますが、個人で使う分には無料サービスでもじゅうぶん対応できます。

使い方も至って簡単です。
パソコンの中に保存するのも、クラウドに保存するのも、やり方はまったく変わりません。
スマートフォンの場合は、専用のアプリをインストールすれば、保存も閲覧も1タップでできてしまいます。

使い始めると、本当に便利なこのサービス。
ぜひ、試してみてください。

まずは下記のようなデータ保存機能メインの無料サービスを使ってみてはいかがでしょうか。

もちろん、マイオフィスのパソコン教室でも使い方をお教えしています。