コミュニティ運営NOTE(1)-怒りを捨てる、すべてをねぎらう

おうちサロンマップかながわ支部の事務局や、おとカワやまとプロジェクトの運営メンバーとして、コミュニティの取りまとめやイベント主催などに携わっている私ですが、ほんの3~4年前までは、仲間と呼べる人もいない、一匹オオカミ的なフリーランサーでした。
人に会うのも、出掛けるのも必要最小限で、家で好きな映画を観たり、ベランダのプランターでお花を咲かせたりするのが一番の楽しみでした。

そんな私が、コミュニティを作り、運営する中で学んだこと、感じたことなどを記事にしてみようと思います。
これからコミュニティを立ち上げようと思っている人、コミュニティ運営に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

コミュニティ活動に携わるようになった経緯は、また後日に譲ることにして、今回は、これがコミュニティ円満の秘訣かな、と私が思っている、マインドの持ち方についてです。

怒りの感情を捨てる

コミュニティには、様々な思いや価値観を持った人たちが集まってきます。
コミュニティを作り、運営している者にとっては、当然そのコミュニティ活動の優先度は高いですし、強い愛着もあります。
でも、そこに集まってくるメンバーがコミュニティに参加する理由や目的はそれぞれ違います。もっと他に優先したいことがたくさんある人もいれば、過度な期待を抱いてくる人もいます。

だから、コミュニティは作った人の思い通りの形になることはまずありません。
そこを踏まえておかないと、ひとりで空回りすることにもなりかねません。

  • ちゃんと話を聞いてくれない
  • 決めごとの期日を守ってくれない
  • SNSのグループページに投稿したのに読んでくれない
  • メンバーの要望で開催したイベントなのに、全然集客してくれない
  • コミュニティに懸ける想いがメンバーに伝わらない

コミュニティを運営していれば、そんなことは日常茶飯事です。
でも、その都度悲観したり、怒ったりしていては身が持ちません。

私はルールやマナーには厳しい方で、若い頃はちょっとしたことに腹を立てたり、イライラしたりしていたのですが、いつの頃からか、滅多に怒りの気持ちが沸くことが無くなりました。
ハッキリとした特別なターニングポイントがあったわけではありませんが、自分と異なる人の価値観を受け入れられるようになったのかな、と思っています。

怒りの気持ちというのは、自分の価値観を相手に押し付けようとするから生まれるのではないでしょうか。
常に「価値観は人それぞれ」という前提でいれば、人の思いがけない言動に驚くことも、腹が立つことも自然と減ってくると思います。
想いが伝わらなかったり、言った通りに動いてくれない時は、嘆いたり怒ったりするのではなく、

  • どう言えば伝わるのか
  • 何をすれば動いてくれるのか

それを考えながら、相手に向き合う気持ちでいれば、自分にも周りの人にも心地よい環境に変わって行くと思います。

相手をねぎらい、自分をねぎらう

「おうちサロンマップかながわ支部」は2015年12月に発足しました。
そのメンバー募集活動をしている2015年9月~12月の期間、私は「大人の女性塾ヴィーナス」というブラッシュアップ塾にも通っていました。
そこで最初に学ぶのが、

「ねぎらいの心」です。

「ねぎらい」は、例え結果が出なくとも、そこに至るまでの労苦を認めて感謝することです。
色々やってみたけれどうまく結果が出せなかった人を「褒める」ことは難しいですが、「ねぎらう」ことはできます。

「がんばったね」「おつかれさま」「いつもありがとう」
身近な人にこそ常にかけなければいけない言葉なのに、身近な人だからこそ、あらためて言うのが恥ずかしかったり、つい、不平不満が先に口をついてしまったりしがちです。

それは、自分自身に対しても同じこと。
うまく結果が出せない自分を責めたり、後悔や反省ばかりするのではなく、失敗してもがんばった自分を認め、ねぎらうことも必要なのです。

がんばってない人なんて、ひとりもいない

その講座の講師 兼重日奈子さん(ねぎらいカンパニー 代表)のその言葉が、今も私の心にしっかりと刻まれています。
(その後も、兼重さんとのご縁が続き、「ねぎらい」を広める活動のお手伝いをさせていただいています。2019年にはいよいよ「ねぎらい講座」も開講予定。詳細はまた後日)

身近な人との関係が劇的に変わる「ねぎらいの魔法」を知りたい方は、ぜひこの本を読んでみてください。

コミュニティもある程度の規模になると、積極的に活動に関わってくれる人もいれば、加入しているだけの”幽霊部員”のような人もいます。
活動に関わってくれる人たちに、感謝やねぎらいの言葉を掛けるのはもちろんですが、”幽霊部員”さんたちの存在も無視するのではなく、コミュニティを構成しているメンバーとして認め、直接会うことが無くても「メンバーでいてくれてありがとう」と、思い続けることが大切だと思っています。

そして、時々自分にも「よくがんばったね」と言ってあげることで、少しうまく行かないことがあったとしても、明日からまたがんばることができるのです。

メンバーに無理強いしない

私には、コミュニティ活動を始めたばかりの頃の失敗談があります。

とあるメンバーさんに、コミュニティ内の小さなイベントの主催をお願いしました。その方のお仕事を広めるきっかけになると思ったし、他のメンバーさんとの交流も深まると思ってお勧めしたのです。
その方も、最初は自信が無いようで少し渋っていたのですが、結局は私の説得に応じて、引き受けてくれました。

進捗状況も折々で連絡してくれていたので、安心してお任せしていたつもりだったのですが、イベントの直前になって「やっぱりできない」と言ってきたのです。
私もこの時はさすがに驚いて「引き受けたのに無責任ではないですか?」と問い質してしまったのですが、それに対して「やりたくないのに、強制されただけですから」と言い返されてしまいました。

とてもショックでした。

私はその方のためになると思って「お願い」しただけのつもりだったのに、その方は「強制された」と感じていたことにまったく気付けなかったのです。

私自身は、たまたま取りまとめ役になっているだけで、メンバーさんとの間に上下関係があるとはもちろん思っていませんが、運営側の立場からメンバーさんへ「お願い」は、「強制」に近い力を持ってしまうということを、痛感する出来事でした。

それ以来、メンバーさんへの「強制」はもちろん、「お願い」もできるだけしないようにしています。
何か役割を頼みたい時も「やってくれる方はいませんか?」という呼び掛け方をして、自主的に手を挙げてくれる人を募るようにしています。

それでもやっぱり「お願い」せざるを得ない時もあります。
そんな時はできるだけ慎重に、そして、引き受けてくれた方への感謝とねぎらいを忘れないように、と自分に言い聞かせています。

おうちサロンマップかながわ支部が発足して丸3年が経ちました。
「お願い」をしなくても、自主的に活動に携わってくれるメンバーさんも増え、今のところ大きな問題も起こらずに順調に楽しく活動を続けることができています。

まだまだ課題もありますが、皆さんの力をお借りし、自身も学びながら、コミュニティ運営を続けて行きたいと思っています。

Profile

村杉 あおい
村杉 あおいパソコンが苦手なサロンオーナーや個人起業家さんのための記事を書いています。
神奈川県大和市中央林間で完全マンツーマンレッスンの「パソコン教室&サポート マイオフィス」を主宰。
広告業界・経営コンサル業界での経験を生かし、web・SNSなどのビジネス活用をサポート。オンラインだけでなく、チラシなど紙メディアの企画・制作も行っている。
日本おうちサロンマップ協会 かながわ支部 事務局もつとめる。

パソコン教室&サポート マイオフィス
自宅サロン/個人起業家の集客を一緒に考える、個人コンサル型パソコン教室

広告業界・経営コンサル業界出身のインストラクターが、PC・スマホの使い方から、SNS・web・ブログなどを使ったネット集客、チラシ・フライヤー・名刺などの紙メディアの企画・制作・活用をトータルに個人レッスン!

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